2006/05/05(金)
時間があったのでクロス円での通貨の相関関係を調べてみました。
水瀬ケンイチさんのブログで、資産の大部分を外貨で運用している、との話があり、どのように通貨分散をさせれば良いかを真剣に検証してみたかったからです。
デーがは月足ベースで1992年1月以降のものです。ユーロは1999年1月以降になります。なお、すべてクロス円になっているので、例えば、日本円をベースとして、USDと相関関係が低いものを考える場合は、縦軸のUSDの部分を横に見ていけば良く、この場合唯一マイナス相関になってるのはUSDJPYとEURJPYになります。
想像通りですが、クロス円通貨はUSDJPYの影響を強く受けるため、ほとんどプラス相関になっています。
(1が完全相関〜−1が完全マイナス相関)
唯一マイナス相関になるのは、USDとEURを同時に持った場合のみです。要するに、ポートフォリオとしてのボラティリティーを下げたい場合はドル建て資産とユーロ建て資産を同程度持てば良いということにあります。
また、それ以外の通貨に分散させる場合、ドル建てとポンド建ては思っていたよりも相関関係が強いので、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフランなどを持つと良いということになります。
なお、プラス相関の場合、通貨を分散させる効果が無いかといえば決してそうではなく、共分散効果があると思われます。
上記を色々と考慮して、自分なりにどのように分散させると良いかを考えると、ドルとユーロ、及び高金利通貨であるニュージーランドドル、豪ドルに分散させるのが良いのかな、、、という風になります。さらに、これをどのような比率で分散させると良いかと言うと、、、、難しいですね。単純にGDP比率が良いかも知れませんが、これはGDPデータが無く検証できませんでした。 どこかにデータがあれば是非検証してみたいのですが、、、。
水瀬ケンイチさんのブログで、資産の大部分を外貨で運用している、との話があり、どのように通貨分散をさせれば良いかを真剣に検証してみたかったからです。
デーがは月足ベースで1992年1月以降のものです。ユーロは1999年1月以降になります。なお、すべてクロス円になっているので、例えば、日本円をベースとして、USDと相関関係が低いものを考える場合は、縦軸のUSDの部分を横に見ていけば良く、この場合唯一マイナス相関になってるのはUSDJPYとEURJPYになります。
想像通りですが、クロス円通貨はUSDJPYの影響を強く受けるため、ほとんどプラス相関になっています。
| USD | EUR | GBP | AUD | CAD | NZD | CFF | |
| USD | +1.00 | -0.07 | +0.77 | +0.36 | +0.70 | +0.14 | +0.38 |
| EUR | -0.07 | +1.00 | +0.94 | +0.91 | +0.79 | +0.95 | +0.97 |
| GBP | +0.77 | +0.94 | +1.00 | +0.65 | +0.83 | +0.55 | +0.69 |
| AUD | +0.36 | +0.91 | +0.65 | +1.00 | +0.70 | +0.96 | +0.73 |
| CAD | +0.70 | +0.79 | +0.83 | +0.70 | +1.00 | +0.68 | +0.62 |
| NZD | +0.14 | +0.95 | +0.55 | +0.96 | +0.68 | +1.00 | +0.81 |
| CHF | +0.38 | +0.97 | +0.69 | +0.73 | +0.62 | +0.81 | +1.00 |
(1が完全相関〜−1が完全マイナス相関)
唯一マイナス相関になるのは、USDとEURを同時に持った場合のみです。要するに、ポートフォリオとしてのボラティリティーを下げたい場合はドル建て資産とユーロ建て資産を同程度持てば良いということにあります。
また、それ以外の通貨に分散させる場合、ドル建てとポンド建ては思っていたよりも相関関係が強いので、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフランなどを持つと良いということになります。
なお、プラス相関の場合、通貨を分散させる効果が無いかといえば決してそうではなく、共分散効果があると思われます。
上記を色々と考慮して、自分なりにどのように分散させると良いかを考えると、ドルとユーロ、及び高金利通貨であるニュージーランドドル、豪ドルに分散させるのが良いのかな、、、という風になります。さらに、これをどのような比率で分散させると良いかと言うと、、、、難しいですね。単純にGDP比率が良いかも知れませんが、これはGDPデータが無く検証できませんでした。 どこかにデータがあれば是非検証してみたいのですが、、、。
この記事へのコメント
ドルベースじゃないですけど
JETROでみつけました。
米国 11兆6675億USDカナダ 1兆2902億CAD
EU(英含む) 10兆2892億EUR
英国 1兆1639億GBP
オーストラリア 7889億AUD
ニュージーランド 1475億NZD
日本 504兆9181億JPY
JETROでみつけました。
米国 11兆6675億USDカナダ 1兆2902億CAD
EU(英含む) 10兆2892億EUR
英国 1兆1639億GBP
オーストラリア 7889億AUD
ニュージーランド 1475億NZD
日本 504兆9181億JPY
トラックバックありがとうございました!
お礼が遅れまして申し訳ありません。。。
お礼が遅れまして申し訳ありません。。。
>>オサーンさん
こんにちは。これ何年のデータなのでしょう。1992年と1999年、2005年を探していたのです。JETROにあるのかな、、、ちょっと見てこよう。
こんにちは。これ何年のデータなのでしょう。1992年と1999年、2005年を探していたのです。JETROにあるのかな、、、ちょっと見てこよう。
興味深い記事ありがとうございます。私の資産もドル建てが多いのですが、同時にNZD、AUDも所有しております。唯一ユーロ建ては所有していないのですが、ユーロに相関関係のあるファンドをひとつ(保有資産に対しての占める比率大)所有しております。この関係で今まで分散効果が高かったのですが、今回の円高は今までと少し違っています。唯一、豪ドルだけが健闘してくれているように感じますが・・・。
どのように通貨分散すればよいか、今後の記事を楽しみにしております。
どのように通貨分散すればよいか、今後の記事を楽しみにしております。
水瀬ケンイチとかを考慮しなかった。
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